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機種変更の前に:日記アプリのデータを引き継ぐ手順

機種変更の日はいつも急にやってきます。何年分もの日記をいちばん失いやすいのも、その日です。

mylog チーム · · アプリ v1.58.0 時点

写真はどうにかして残ります。すでにどこかへ自動でアップロードされているからです。連絡先もそうです。でも、アプリに何年も書きためた日記は違います。自分で守らなければ、誰も守ってくれません。

これは機種変更の当日にやることではなく、いまやることです。画面が割れたり水没したりしてからでは、守るべき順番はもう残っていません。

まず:自動バックアップは日記を移さないことが多い

Android にはアプリデータの自動バックアップがあり、新しい端末は「古い端末から復元」を勧めてきます。それを信じて、あとで日記が空っぽだと気づく人は少なくありません。

自動バックアップには容量の上限があり、最初からオフにしているアプリもあり、写真のような大きなファイルは漏れやすいものです。しかも、最後にいつ動いたのかを確かめにくい。確かめられないバックアップは、バックアップではありません。アプリの中で、自分の手でファイルを作る必要があります。

引き継ぎの順番

メニューの名前はアプリごとに違っても、順番は同じです。1 と 2 は新しい端末が手元に来る前に終わらせておきます。

  • 1. 古い端末でバックアップファイルを作る

    アプリのバックアップメニューでファイルを作ります。写真を含める選択肢が別にあれば、そちらを選びます。

  • 2. ファイルを端末の外へ出す

    クラウドドライブ、パソコン、自分宛てのメール、どれでもかまいません。端末の中にしかないファイルは、端末と一緒に消えます。

  • 3. 新しい端末にアプリを入れる

    同じアプリを、できれば同じかそれより新しいバージョンで。古いバージョンでは新しいバックアップを開けないことがあります。

  • 4. ファイルを移して復元する

    新しい端末ですでに何か書いていたら、先にそれをバックアップします。復元が既存のデータをどう扱うかはアプリによって違います。

  • 5. 自分の目で確かめてから古い端末を初期化する

    いちばん古い日記、写真のある日記、最近の日記を開いてみます。それが済むまで古い端末は消さないでください。

バックアップにパスワードがあるなら

暗号化したバックアップなら、クラウドに置いても安心です。ただしルールが一つあります。パスワードを忘れたら、そのファイルは誰にも開けません — アプリを作った人たちにも。パスワードを保存しないアプリなら、再設定というものはありません。

だからバックアップのパスワードは記憶に頼らず、パスワード管理アプリに保存してください。スマホのメモでは意味がありません。スマホと一緒に消えるからです。

どのくらいの頻度で

毎日でなくてかまいません。どれだけなら失っても耐えられるかを決めて、その間隔でバックアップします。たいていは月に一度で十分で、旅行や引っ越しなど記録の多い時期のあとに一度追加します。

コピーは少なくとも二つ。一つはクラウドに、一つはパソコンか外付けドライブに。同じ場所の十個より、別々の場所の二つです。いちばん多い事故はファイルの破損ではなく、一つのアカウントに入れなくなることだからです。

バックアップが本当に開けるかの確かめ方

バックアップファイルが開けるかを確かめる人はほとんどいません。必要な日に開けなければ、ないのと同じです。確認は二つで足ります。

一つ目:ファイルをパソコンに移して開いてみる。JSON やテキストなら、テキストエディタで開いて読めるはずです。zip なら、展開すると写真が出てくるはずです。読めない塊なら、そのアプリなしでは何もできません。

二つ目:アプリにブラウザでバックアップを開けるビューアがあれば、それがいちばん確実です。復元しなくてもファイルの中身を見られます。

mylog の場合

mylog は記録を端末の中だけに保存するので、上のことがそのまま当てはまります。だからこそバックアップには特に気を配りました。

バックアップ画面には種類ごとに何件入るかが表示され、Android では選んだフォルダに保存されます。写真やプロフィール画像も含めるなら zip バックアップを選びます。日記の本文だけを読める形で取り出したいときは、Markdown(.md)の書き出しもあります。

パスワードを設定すると、端末の中で AES-256-GCM で暗号化された .mylog ファイルになります。鍵はパスワードから scrypt で作られ、パスワード自体はアプリに保存されません。アカウントがあれば、その暗号化ファイルをクラウド保管庫に置けますが、私たちには開けません。アプリから自動でアップロードする同期はまだありません — いまのところ、バックアップは自分で作るものです。

ファイルが開けるかは、いますぐバックアップビューアで確かめられます。ブラウザの中だけで開き、何もアップロードせず、ログインも要りません。バックアップについて詳しくはバックアップとセキュリティのページにあります。